25 7月

「『力』合わせて成せる業」

昨日は、メンバー6名を乗せて、伊賀市のある山村に急遽行くという記念すべき日となる。それは、林道の斜面に放置されていた大木を含む間伐された木材を片付ける奉仕の作業を成すためであった。
ある敷地内に入る作業であったが、「危険」という現実が伴い、夏の暑さからくる汗とは、質の違う汗を流すことになり、滅多に体験できない厳しい体験となった。そこには、一人で生きていけないように、一人ではできない現実が目の前にあった。それは、7名の知恵と協力があってはじめて成し得る業であった。大袈裟ではない。7名の協力と知恵がなければ、無事に帰路につくことはできなかったと私は感じている。『協力』をよくみると、『力』が4つと『十字』の構成となっている漢字である。人が生きるに、時にして『十字架』を背負うことになるが、やはり、何人もの人の『力』をひとつにする心と知恵があって、はじめて乗り越えられる人生があると、あらためて深く感じる一日となった。